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メーカーが出しているカタログの中から
サッシや便器、クロスなど建築に関わるあらゆる商品を選ぶことができる。 年度が変わる度にカタログが更新され、キャッチな新商品がどんどんと開発されています。 設計事務所の仕事においてそういったカタログの中から 商品を選んで採り入れていくことは避けられない現状になっていますが 依存しすぎることは良くないと思う。 同じサッシを使うにしても納まりを読み解き片引き窓に応用したり ガイシのソケットと電球を組み合わせれば照明器具だって作ることができる。 現場では(便宜上ではあるかもしれないが)一応、『先生』と呼ばれているのだから 設計の段階で『先に生みだす』作業をしてこそだと思う。 カタログから珍しい商品を選んできてこれがデザインですというのは少し違う。 さて約50年前に建てられた愛知県立芸術大学。 当時、限られた材料(コンクリート・石・鉄・ガラス・ラワン)で作られ カタログなどは皆無だったと想像できる。 すべての詳細に建築家の考えが反映され既製品の寄せ集めで作られた建物とは趣きが違う。 反カタログ建築の存在としてこの規模で実現されている事例は少ない。 そういった視点で見るとまた面白い見方ができると思います。 ■あらゆるところがキッチリと考えられています ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 辻・近川建築設計事務所
一眼レフカメラのアスペクト比(長辺と短辺の比)は3:2。
写真を意識して撮るようになってからこのタテとヨコの比について考えることが多くなった。 意識するしないに関わらず 普段目にする写真は4:3や3:2、あるいは1:1の比がほとんどで ライカやフルハイビジョンTVのように16:9といったものを加えて だいたいの写真がこの比で表現されている。 見慣れた比ということは、人間が違和感無く受け入れられるとも言える。 建築に置き換えてみると落ち着くであったり、安定感であったりするものは このアスペクト比がとても重要ではないかと思っている。 さて本題・・・。 昨日紹介した吉村順三設計の講義棟の中階廊下。 廊下巾3,200mm、天井高さが2,230mmとほぼ3:2の比率。 添付している写真の比率が同じく3:2なのでものすごく安定した構図になっているのが分かると思います。 当時意識してこのような比が用いられていたかはわかりませんが 良い建物には必ずこういった隠れた比率が存在しています。 ![]() 辻・近川建築設計事務所
愛知県は長久手まで少し足を延ばし愛知県立芸術大学へ。
1966年に開学し、建築家/故吉村順三により設計された大学として有名。 建物の老朽化に伴う立替計画に対し、保存運動が行われています。 インターネットを通して得られる情報だけだと 吉村順三が手掛けた開学時の建物がいつまで残っているのかはっきりと しなかったので行ける時に行っておこうと・・・。 写真は講義棟。 コンクリートのボリュームがピロティーで持ち上げられる姿 水平方向に連続する格子(プリーズソレイユ)はコルビジェを彷彿とさせますが 実際に見てみると、チャンディガール(インド)の庁舎で見たような重量感のある印象は全くなく その辺の軽やかさ、寸法の押さえ所はまさしく吉村順三。 似たような建築ボキャブラリーを用いても 作る人の個性が滲みでるものなんだと改めて感じることができます。 ■壁画はメキシコ国立自治大学を彷彿とさせますが緩やかなボールト屋根はやはり吉村順三 ![]() ![]() ![]() 辻・近川建築設計事務所
テキパキと工事が進められていくのを見ていると
その場の空気がどんどんと変わっていくのがよくわかる。 ただ植栽を植えましたというだけではなく 影ができ、風を感じ、水を蓄える。環境を作っているんだなぁと。 後一年もすれば、グランドカバーとなる植栽が地面を覆い雑木の庭として この地区に対してもいい影響を与えると思う。 クライアントは楽しんで手入れをされるのを確信(笑)しているので 年月を重ねていくのが本当に楽しみです。 ![]() ![]() 辻・近川建築設計事務所
露出を下げNDフィルターを用いて撮影しましたが
さすがにそんな軽装備だけでは太陽をうまく撮影することができませんでした。 きれいな写真は色々なところで見ることができるでしょうから とりあえず海南市から見える太陽の様子をアップしておきます。 ■金環日食 ![]() 辻・近川建築設計事務所
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