既製品の建具ではなく、図面を描いて建具屋さんに作って頂く。
その方が、建物の雰囲気に合うのは明らかだし、大きさが拘束されないのが
設計の自由度を上げてくれる。
量産できるものではないので、価格は割高になってしまう。
コスト、仕上がり両方のバランスが取れた建具ができないかということで
考えていたのがMDFの建具。
素板そのままを、
必要な大きさにカットして
戸車を付けて、溝をついて、手掛けの金物を付けて完成。
そりの問題、戸車の選択、無塗装なので汚れに対する問題など
まだまだ実験段階ですが、今回『大野中の家1』でもお世話になった
津村建具さんの協力のもと、作業場の建具と入替えて頂きしばらくの間実験させて
頂くことになりました。
■こういう建具を作りたいと話していたら、2,3日したらできましたと電話を頂きました。
■仕上がりは良い。手間もかからないということで、現在耐久性について実験中。
辻・近川建築設計事務所∥海南市 設計事務所 和歌山 建築 辻 近川 建築設計事務所∥