外枠の笠木の納まり。
大野中の家1→2→3と少しずつ改良を繰り返し
ようやく納得いく納まりに収束しました。
水がきっちりときれること、陰影がつくように浮かしていること、
釘を見えないように取り付けることなど、できてしまえばなんてことはないのですが
ようやく納まったなという感じです。
詳細図のスケッチで納まっていても、
実際に作ってみると『あ!』となってしまう
図面ではなかなか気付かない問題点を解決する必要があります。
板金には表裏があり木枠から板金を浮かしてしまうと
その裏面が下から覗いた時に見えてしまうというのがそれで、
その問題をどのようにクリアしているのか興味がある方は一度考えてみてください。
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