「大府の家」
外壁が張られ始めました。
今回採用したのは焼きスギ板。
焼きスギとはスギの表面を燃やし炭化させて耐久性を高めた材料。
昔から見られる加工手法で耐久性はおりがみ付き。
本来は炭を残した凸凹の状態で焼きスギを使うのですが
住宅密集地ということもあるのでそれでは少し個性が強すぎると判断。
炭を落とした(それでもまだ手に少し炭が付きます)上で塗装を施した既製品を採用。
防火下地のダイライトを含め
ガルバリウム鋼板と同等の金額で張ることが可能です。
自然素材の風合いを楽しみながら耐久性も担保するにはとても良い材料だと思います。
■明日愛知へ向かいます 焼きスギがどのような印象になっているかとても楽しみ
辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南