『湊北町(みなときたまち)の家』
街中に建つ場合、廻りが家に囲われるので
採光・通風の計画に注意する必要がある。
湊北町の家の場合
コの時型の真ん中の部分に縁側のようなテラス(屋根があります)を取り
内部とも外部ともいえない曖昧なスペースを作った。
外部との境界は戸袋に引き込まれてしまう木製建具で調整することにより
アメーバのように外部が内部に侵入するような、
内部が外部に広がっていくような効果を期待した。
今の状態からは少し想像しにくいと思いますが
この仕掛けは成功するように思う。
■街中において、通風と採光を自然に取り込むには曖昧な境界を作ることが大事
gx200 with DW-6 辻・近川建築設計事務所