新しくトレンドのものを見ること、古くて長い年月を耐えてきたものを見ること。
その両方を学ぶことが建築を考えるにはとても大事だと思っている。
時代の流れに左右されない為にも大きな時間軸をもって建築を考えおく必要がある。
建築が特に住宅が、10年や20年といった早いサイクルで消費されるものであってはならない。
正倉院。
奈良の大仏で有名な東大寺の宝庫として建てられた、大きな宝箱。
高床式の校倉造り。ゆったりとした大きな屋根と、床下の風通し、ねずみ返し等。
何よりも動物的な、少し愛嬌のある独特なフォルムは親しみ、愛着を感じさせる。
幾度と危機があったと思うが、のりこえてきたのはそのあたりに秘訣があるのではないかと思う。
■繰り返し何度と見たくなる。また行こう・・・。
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実際に体感して頂くことでたくさんの発見をして頂けると思います
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