170805 北山杉

『京都の家』

床柱に使う、北山杉を見に行く。
磨きから、絞り、大きさも様々でたくさんの北山杉が倉庫に眠っていた。

床柱に使えるように、まっすぐ、そして人工的(天然もありますが)に模様を付ける。
植林してから、30年で商品としての床柱となる。
今、amazonで購入できるもので30年も掛かって作られた物があるだろうか?
気の長い仕事だと思う。

話が飛躍するが
年月と手間を掛けて作られたものは、その分だけ長生きするのではないかと思っている。
昔の家は、最低1年掛けて作られた。今の住宅は最短で3ヶ月。どちらが長生きかは明らか。
何故そうなるかは今はわからないが、効率重視のひずみをソコカシコで感じてしまう。

■数ある中から一本を選定させて頂きました
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辻・近川建築設計事務所が関らせて頂きました物件について
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実際に体感して頂くことでたくさんの発見をして頂けると思います
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by tsuji-chika | 2017-08-05 10:26 | 『京都の家』 | Trackback | Comments(0)
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