2017年 12月 05日 ( 1 )

171205 風致地区について

『京都の家』

『金閣寺周辺特別修景地第3地区』に該当する。
金閣寺の近くに建つのだからそれに相応しい意匠にすべしという規制。

具体的な項目(2017年時点)としては
●屋根勾配3~4寸
●軒の出は600以上、けらばの出300以上
●原則:瓦葺きに和風外観とする。

計画としては上記を抑えた上でスタートを切らなければならない。
その上で申請を出して返ってきた指摘事項としては
●天窓はその屋根面積の2%以下
●チタン屋根は不可。板金は銅板のみ。
●軒裏も屋根と同じ勾配とする。
●総2階建ちは不可。1階より2階が900以上セットバックが必要。
●バルコニーには屋根を掛けること(けらばの出でもOK)。
●外壁色原則白は不可。但し漆喰のみはOK。
●塀の仕上げに対しても意匠規制あり。
●特異な屋根形状は不可。
※上記については、意匠性が優れていると判断され緩和される項目もあります。

そして何よりも大変なのは
京都市との協議にすごく時間が掛かること。
知り合いの設計士が言っていたことを思い出す。
「京都の街中ではなかなか建物は建たない・・・。」

■敷地高低差を利用し場所ごとの屋根の高さを変え、
リズム良く屋根が重なることで奥行きを感じられるように計画しています。
b0129659_8525062.jpg
b0129659_919071.jpg
辻・近川建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2017-12-05 09:29 | 『京都の家』