カテゴリ:『七山の家』( 53 )

110726 ナントナクの石

「七山の家」

松田造園さんに
「設計士さんは図面を描いてその通りに作っていくのがすごいですね」と言われた。

当たり前のことを・・・と思ったが
造園屋さんの場合
イメージを持ちながらもその時々の感覚で作っているものですからナントナクです(笑)とおっしゃられた。

ナントナク立てられた石。
平面的なアプローチに立体的なアクセントがついてとてもおもしろい・・・と
設計士として言うとそうなるが、実際はナントナクだそう。

しかし皆がコレハイイデスネと言うのだから
理屈や説明を超えた所でこのナントナクの石は存在感のあるものになっています。

■記憶に残るデザインです
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-07-26 08:27 | 『七山の家』

110725 引渡しが終わりました

「七山の家」

土曜日に外構工事の引渡しが終わりました。
これで工事完了となります。

クライアントは1ヶ月程すでに生活をはじめられており
色々と感想をお伺いすることができました。

暑い日が続いておりますが
お客様が来られた時以外はクーラーを入れない(我慢しているわけでなく)
で生活されているようで南北に抜ける風がとにかく心地良いとのこと。
お話を聞いている時も扇風機一つでたしかに快適。
計画時は2階リビングということで暑さ(熱がこもる)を気にされておりましたが
軒の深さとアルミ箔を貼った屋根断熱が効果的にはたらいているのが良くわかります。

お子様の友達が遊びにこられた時は
走り回ってかくれんぼをされるようで回遊性のある間取りを楽しんで頂いているようでした。

風通しとかくれんぼというのは「大野中の家1http://tsujichika.exblog.jp/15826483/
でもお聞きした話で喜んで頂くキーワードとしてとても大事なことだと改めて実感させて頂きました。

■つばめが巣を作っているところも「大野中の家1」と同じ・・・
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-07-25 09:11 | 『七山の家』

110713 費用対効果

繰り返しになりますが
木を植えることの費用対効果はとても大きい。
一般的な住宅であれば30~50万円も出せば建物の雰囲気が一気に変わる。
設備機器にお金を掛けるぐらいならば少しでも木を植えた方が良い。

写真を撮影している時
何人もの方から「良い家ができましたね」と声を掛けられた。

足場が取れてからずいぶんと経つのですが
これだけ親近感を持って声を掛けられたのは木が入ったからだと勝手に思っている。

家の雰囲気も良くなり、親近感を持って迎えられる
木を植える効果は想像以上に大きい。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-07-13 09:07 | 『七山の家』

110711 ハナミズキ

「七山の家」外観写真の撮影を行いました。
玄関向かって右にハナミズキ、
左にヒナウチワカエデをメインとした島をつくり
足元にはグランドカバーとなる小さな苗木をたくさんの種類植えて頂いています。
これから夏本番となりますが
たくさん水を与えてもらいながらすくすくと成長してほしいと思います。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-07-11 17:45 | 『七山の家』

110702 モチハモチヤ

①棕櫚(シュロ:ヤシ科の植物 樹皮を利用しシュロ縄が昔から作られてきた)の縄でしばる。
植木を支える支柱は、シュロ(棕櫚)の縄で縛られる。
シュロの縄は丁度2、3年で縄が緩んでくるそうで
その頃には植木の根も安定し支柱も必要無くなるということ。
シュロの寿命=支柱を取っていい合図というのは良くできています。
針金では駄目な理由がわかりました・・・。

②土は火口のように。
こんもりした山のように土を盛った方が意匠的には良いかと思っていましたが
水やりの効率を上げる為、山の頂上を凹にし水が溜まるようにする。
確かに水が溜まって勢い良く水を吸い込んでいます。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-07-02 11:31 | 『七山の家』

110701 混植のススメ

「七山の家」植栽工事。

生垣と言えば、アラカシやウバメガシ、レッドロビンといった
単一の木を用いて年に1・2回角刈りのように剪定するのが主流。

ただ単一ということがあって
愛想があまりなく機能としてだけの生垣として認識されてしまっているように思う。
また剪定にはプロの手が入らないとなかなかきれいに維持することは難しい。

そこで混植のススメ。
簡単に言うといくつかの木を混ぜて植えるということ。
今回はトキワガマズミを主体にキソケイ、ツバキ(園芸品種)、ヤマボウシを混ぜて頂いた。
いくつかの木が混ざることで、
それぞれの成長が違い高さが不揃いになることで自然に木が育っているような環境にしている。
また、時期を変えて花や実を付けるので日々違う表情を見せ通りを歩く人を楽しませてくれる。
剪定は邪魔になった枝を切るだけ。後は自然に任せてというのが混植の考え方。

■早速ご近所の方に声を掛けられた 年配の方には木を好きな人が多い
■白い花はヤマボウシ 紫の実はトキワガマズミ すべて常緑樹
■山をお持ちで色々な苗木を育てられている松田造園さんだから臨機応変に対応して頂けます
■図鑑を見ているだけではこのようにはいきません・・・
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-07-01 08:52 | 『七山の家』

110629 趣のある石

「七山の家」
雨で中断しておりました外構工事。
ここ数日晴天が続きようやく動き始めています。

昨日は松田造園さんが石を搬入されるということで
設計意図の説明を兼ねて現場へ。

石は御影ですが、
新しくピカピカの物ではなく
どこかで長年使われていて風雨にさらされた趣のあるものを使います。
仕事がら松田さんのところには石を引き取って貰えないかと依頼があるようで
他で使えそうな物があれば引き取ってストックしているとのこと。

石屋さんで手配をかけるときれいな石となってしまい
このような趣のある物は手に入りません。

今回は趣のある石を使って趣のあるアプローチを作ります。

「赤坂台の家」緑の力
http://tsujichika.exblog.jp/13290804/

■使いたい時にストックがあるかどうかはめぐりあわせ
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-06-29 08:08 | 『七山の家』

110619 雨で外構が進まない

毎日毎日雨が続きます。
梅雨だからしょうがないですが
雨に左右される工事は天気とにらめっこの状態。

ただ、無理をして工事を行っても
結果的に良い仕事ができなければ強行すべきではない。
ここ1、2週間を焦るのか、完成後何十年を考えるのか。
クライアント、施工者の理解あっての判断になりますが
都合で工事が強行されるのだけは止めなければいけません。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-06-19 09:01 | 『七山の家』

110606 回遊性

家には回遊性がある方が良い。
回遊性とは行き止まりがなくグルグルまわれること。

回遊性の為にはトイレにだってドアを2つ設けることもある。
大野中の家2http://tsujichika.exblog.jp/11628098/

家の中をグルグル廻れることは広がりがあって楽しくて良い。
子供を中に放てばその効果は一目瞭然。勢い良く走り出します(笑)。
出入りすることの無い影が溜まるコーナーを作るぐらいなら
思い切って廻れるようにした方が家がイキイキとする。

収納をたくさん取るのもいいですが、
本当に必要なのは家がイキイキすることではないでしょうか・・・。

■階段を上がった所
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-06-07 08:17 | 『七山の家』

110605 2階リビングのメリット

居間、ダイニングは寝室等と比べ大きな容積が求められます。
2階にそれらの部屋を配置するメリットは
1階に配置する場合に比べ構造的制約から開放されるということ。
上に載っているのは屋根のみとなるので
必要な柱・壁が少なくてすみます。
また屋根勾配を活かした天井も大きな魅力のひとつ。

大きな容積が求められる部屋⇔構造からの開放
という関係がとても素直に表現できるということです。

■周辺環境から距離がとれることでプライバシーの確保・日当り・眺望といったメリットも
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2011-06-05 10:39 | 『七山の家』