カテゴリ:四国の風景( 5 )

130806 高松

一泊二日の短い旅行でしたが
高松という街を堪能できました。

良い所には何度も足を運ぶということが好きなので
違う季節に改めて旅行してみたいと思います。

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by tsuji-chika | 2013-08-06 17:01 | 四国の風景

130805 栗林公園掬月亭vol.2

開放感の極地(西和夫)と表現される掬月亭の奥座敷。
一枚目の写真の位置に座ると
縁側の外の柱が内側の柱と重なり
外の柱が視界から消えてしまうように作られている。

また、この眺望を支える各部の納まりが見事。
縁側の外に廻る手摺が座敷(手前)に向かってお辞儀させるように斜めにしていたり
縁側の床板がここだけ角を留めにしてあったりと見れば見るほどすごい。

そんな技術的なことを抜きにして
この座敷にゴロンと横になってみれば
開放感とはどういうことかと身をもって体験することができます。

■天井高さは2,400mm、建具内法が1,750mm
■すごいものを見たと実感できる建物です 
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by tsuji-chika | 2013-08-05 09:17 | 四国の風景

130803 栗林公園掬月亭vol.1

栗林公園(りつりんこうえん)の中にある掬月亭(きくげつてい)。

日本の建築空間/新建築社
によると
江戸時代後期に建てられ
藩主たちが庭を訪れた際の休憩や、食事、遊興に使われていたとのこと。

この掬月亭(きくげつてい)
意中の建築(下巻)/中村好文著・戸袋に消える128枚の雨戸」を読んでから
こんな納まりもあるのかと記憶に残っていた建物。
開放感の極地というべきこの建物
雨戸をすべて戸袋にしまうと柱だけとなり(ほとんど壁がない)内と外が一体となった空間となる。

外壁の役割を雨戸が担っているようなもので
1本の敷居溝に何十枚もの建具が行儀良く並ぶ。

am8:30に掬月亭に到着しam9:00からの営業に向けて雨戸を開ける儀式を見る。

受付の女性の方(3名程)が軍手をはめ、手馴れた様子で雨戸を開けていく。
見所は角のところ(写真右上)。
1本溝をX方向に走ってきた雨戸がクルッと90度回転して再びY方向に走っていく。
角の所には(写真左下)、鉄の丸棒が立てられそれを軸に廻るのである。

いとも簡単にクルッと廻してスッーと走らせるを繰り返すのでなんだ簡単だと
見過ごしそうになるのですが
一度溝から建具を脱線させてから再び溝に入れるという
図面でこれを考えろと言われたらお手上げになりそうな見事な納まり。

■雨戸をクルッと廻してスッーと送る様子(写真右下)は必見
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by tsuji-chika | 2013-08-03 09:22 | 四国の風景

130802 ジョージナカシマ記念館

ジョージナカシマ記念館
高松には建築の見所が盛りだくさん。
イサム・ノグチ庭園美術館はじめ
ジョージナカシマ記念館、日本三名園の栗林公園(掬月亭)、香川県庁舎...etc
1泊2日の旅程で十分満喫できます。

さて、ジョージナカシマ記念館。
ワシントンで生まれ、建築家として来日した後
家具職人として活躍し建築の構造力学を応用したコノイド・チェアがとても有名。
物づくりがされていた古き良きアメリカの合理主義精神が
プンプンと漂う形状がとても好きで意中の家具としてずっと座ってみたかった。

座ってみてわかったのは座り心地がとても良いということ。
腰を支える形状がなんともやさしく
デザイン云々の前に
背筋を伸ばしながらリラックスできる椅子として
他では経験することができない座り心地であることに驚かされました。

椅子の生活スタイルを生まれたときから経験している人が作った椅子として
「椅子に座るということはこういうことですよ」とやさしく教えてくれる椅子だと感じました。

■併設しているカフェがあるので実際に座ってみることができます
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by tsuji-chika | 2013-08-02 09:20 | 四国の風景

130801 イサム・ノグチ庭園美術館

香川県は高松にあるイサム・ノグチ庭園美術館
ずっと・ずっと行きたいと思っていたのですが
事前に往復はがきにて見学希望日を調整する必要があり
少し足が遠のいていた。

イサム・ノグチのアトリエと住居であったところを
庭園美術館として保存し見学できるようにしている。
1969年からニューヨークと香川を行き来しながら生活を行い
1年を通して、3~4ヶ月程滞在していたとのこと。

置かれている一つ一つの石、木、建物が意図を持って配置され
どこにでもある風景のようですが
「何か洗練されている」ように見えるのはとても新鮮な体験。

彫刻作品に使われる石については、地元で採れる石をほとんど使わず
スウェーデンやアフリカと世界中の珍しい石を持ってきては彫刻として仕上げていたとのこと。
近くに石切り場があるので、そこから石を持ってきて使うというのがあたり前のように思うのですが
使うのは技術であったというのはおもしろい。

地方にいると陥りやすいこととして狭い世界で物を見てしまうということ。
日本の庭には御影石という先入観の中で仕事をするのではなく
広い視界の中から物を見直す視点を持つこと。
ジャンルを問わず色々な物を(生で)見るということが
ものづくりをする上で大事な素養なのだとあらためて教えられます。

すごくいいです。

■和歌山からは明石海峡大橋を超えて3h~4h また行きたいと思います
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elmarit f2.8/28(2nd) 辻・近川建築設計事務所
by tsuji-chika | 2013-08-01 09:39 | 四国の風景