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091114 柱状改良

『湊の家』では、
地盤調査の結果砂地の地盤ということがわかっていたので
建物が自沈していかないように、地盤改良をする必要がありました。

今回採用されたのは、柱状(ちゅうじょう)改良という方式。
仮穴をあけたところに、コンクリートを流し込み地中に柱をつくって
建物の鉛直荷重を支えようという方式。

コンクリートの長さは、
あらかじめ地盤調査で想定していた固い層に届くまでとし今回は1.8mがその想定。
その層が薄く、穴をあけているときに固い層を突き抜けた場合を想定(万が一)して
3mに対応できるようコンクリートの量を手配しています。

地盤改良は特別な工程ではなく、
砂地盤が多く分布する和歌山市内では比較的通常の工程として行われています。

①運び込まれるセメント
②巨大なドリルで仮穴をあけています
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③触ってみると砂浜の砂のような感触 地盤改良の必要性が理解できます
④先端のノズルを交換 ロボットのようでかっこいい 穴をあけながら先端からコンクリートがでるしかけ
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⑤もぐらが掘った穴のよう 全部で34ヶ所
⑥カクハンさせながらコンクリートを充填 硬化するのをまてばコンクリート柱の完成b0129659_8121316.jpgb0129659_8121998.jpg


辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2009-11-14 08:32 | 『湊の家』

091113 いつもと違う

『大野中の家3』では、
いつもと違う外壁の色を採用しています。
軒から落ちた影が深い陰影となって落ち着いた雰囲気を作り、
サッシまわりに施した木枠も全体の風合いによく馴染んでいます。

この色を用いた新たな展開が見られそうです。

■軒裏と外壁の取り合いが見せ場 大工さんのきれいな仕事がひきたちます
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2009-11-13 12:19 | 『大野中の家3』

091112 つくっていく

建築を通して
『海南市の風景』のおもしろいところ、よいところを紹介してきました。

『大野中の家2』のアプローチの写真。
軒と軒が重なりあって奥に陽だまりとなった縁台がとても気持ちよさそうな一枚。
奥で洗濯物を干す姿も垣間見えます。

あたらしい風景をつくっていくこと。
それが少しずつかたちになってきています。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2009-11-12 09:22 | 海南市の風景

091111 ひび割れ

「下塗り放置期間は、2週間以上とし、塗面に生じるひび割れは、十分発生させる。」
(※天候・メーカー仕様により放置期間は前後します)

資格試験の問題で出題される問題で、
ここで大事なのはひび割れを発生させること。
左官壁は、下塗りの段階で十分ひび割れを発生させておいてから
上塗りでその仕上げを行う。

左官壁の仕上げで嫌われるのは、
仕上がってから後々ひび割れ(クラック)が入ること。
そのひび割れを防ぐ為に事前にひび割れをさせておく。

なんとなくアベコベな感じがおもしろいです。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2009-11-11 08:36 | 『大野中の家3』

091110 60mmされど60mm

『大野中の家3』天井高2,260mm
大野中の家2』は2,200mm。
差は60mmされど60mm。

現場に立つと数字以上の違いを感じます。
平面の間口奥行きの違い(タテヨコ比)、
開口部のプロポーションが『大野中の家3』ではタテナガであることも影響しているのだと思います。

模型を覗き込みながら想像を繰り返した室内の様子。
その想像と実際がどうずれているか、
現場に立って反芻してみることが良い訓練となります。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2009-11-10 09:06 | 『大野中の家3』

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図面で描くと大きな開口部。
仕上がってしまうと何てことのないように見えてしまうのですが、
そこには施工者さんの苦労が凝縮されています。

4本の木が丁度ガラスの中に納まっています。
木が写真右方向に傾いているのは、富士山からの吹き下ろしの風を受けて。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2009-11-09 09:02 | 『山中湖の家』

091106 コモルこと

1階の雨戸を閉めると、
洞窟にいるような印象に感じられます。
そこにポツポツと窓が穿たれ、
丁度、カメラのファインダーを絞るように風景が切り取られています。
白熱灯の光で暖かい光が漂い、安心感に満ちた空間が出来上がっています。

この地に別荘を計画するにあたって、
ガラス張りとすることで外部の自然をすべて取り込むのではなく、
コモルことを選択しました。
時には過酷な自然環境の中で
ホッとする安心感を得るための選択だったように思います。

■残り3週間 工事は終盤を迎えています
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2009-11-06 08:48 | 『山中湖の家』

091105 霧の中

足場が取れ『山中湖の家』の外観があらわれました。
赤みをおびた表情には、
ペンキで塗られた他の別荘とは違う風格が備わっていました。
素材のチカラです。

■写真で見るよりも実際はコロっとしていてかわいらしい印象をもっています
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辻・近川建築設計事務所∥海南市 設計事務所 和歌山 建築 辻 近川 建築設計事務所∥

by tsuji-chika | 2009-11-05 08:28 | 『山中湖の家』