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101030 段差

1つの部屋を緩やかに区画するには段差を設けるのも有効な手段。
日本建築では格式をあらわすものとして奥(階級が上がる)へ行くに従い
少しずつ床を上げていきました。
そして靴を脱いで生活する日本人にとって床への感覚は繊細なもの。
段差があることで敏感にその意味を感じとることができます。

丸柱の廻りを卍に部屋が区画されていることがわかります。
±0を基準に
畳の間は+100(畳の表面に埃が溜まりにくいメリットがあります)
そして-140のところが縁(えん)と呼ぶスペース(テラスと室内の緩衝帯として機能します)。
家具が入ることでより一層段差のリズムが強調され広いながらも落ち着きのある雰囲気が生まれました。

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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-10-30 10:48 | 『湊の家』

101029 相乗効果

「湊の家」家具が搬入されたので写真撮影をさせて頂きました。
今回は和歌山市関戸にあるフォレスタさんにご協力頂きまして家具を選定させて頂きました。

設計させて頂いた者としては建築に置かれる家具・備品にまで
アドバイスさせて頂けることは冥利につきることです。

今回居心地良さそうに納まっている家具を見るとホッと一安心。
家具と建築お互いに一体となって素敵な空間になりました。

■ダイニングチェアーは木の背もたれとファブリックのものと2脚ずつとしています
4脚すべて同じものより変化が出てやわらかい雰囲気に 紫色も良いアクセントになっています
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-10-29 10:06 | 『湊の家』

101027 神無月の空∥2010

昨日は木枯らし1号が吹き和歌山でも寒い1日に。
今日は快晴ということもあって気持ちが良い天気ですが少しひんやりとしています。

昨年の投稿を見ると
091010 神無月の空∥2009
同じ時期に大きな台風が来たようです。

『台風』だったり『木枯らし』だったり忙しい風の季節です。

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by tsuji-chika | 2010-10-27 09:01 | 海南市の空

101026 引き出し

アイデアの引き出しの数が多ければ多い程良い。
その引き出しを必要な時に開けて使えるようになると尚良い。

「大府(おおぶ)の家」のアプローチ。
階段の袖にスロープが付きます。
『海南市の風景』で発見した引出しがここで使われています。
http://tsujichika.exblog.jp/9989901/

■コンクリート打設時 雨模様だったのでビニールシートが被せられています
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by tsuji-chika | 2010-10-26 08:58 | 『大府の家』

101025 アプローチ

週末「大府の家」へ。
まずは外構の擁壁の工事が進められています。

型枠が組まれアプローチの骨格が見えてきました。
訪問者は駐車スペースから
ゆるやかな階段をのぼり敷地レベルにアプローチすることになります。
敷地をフルに利用したアプローチが「大府の家」の大きな特徴。

アプローチの両脇には少しずつ庭木が植えられ
四季薫る気持ちの良い空間になればと思っています。↓
http://tsujichika.exblog.jp/13290804/

■階段を上ったところから駐車スペースを見る
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■階段を上る時は視界から建物が消えることになります アプローチにリズムがあります
■両脇に緑が入るととても気持ち良さそう
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by tsuji-chika | 2010-10-25 08:52 | 『大府の家』

101022 試験体③∥2010・9∥ヒノキ∥塗装有り∥軒の出少∥西北面∥vol.1

試験体③。
最近腰板を張り替えたようでまだチョーク墨の跡が残っています。
近くによってみるとうっすら透明の塗装がされているのがわかりました。
材種はヒノキ板。
杢目がきれいな巾広・無節材。
これだけのものが揃うと迫力があります。
試験体②http://tsujichika.exblog.jp/13492283/
のように今後サイディングが張られないことを願って追跡レポートをしていきたいと思います。

■漆喰壁はそのまま 新旧のコントラストが楽しめます
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by tsuji-chika | 2010-10-22 10:47 | 試験体

101022 オーダーメード

既成品をカタログから選んでドンと設置するのもいいのですが
願わくはオーダーメードで場所にあったものを製作したい。

緩やかにカーブしたサイクルポート。
玄関へのアプローチにもなるのでこのやさしい曲線はとてもうれしい。
高さも玄関扉を包み込むようになっているので雰囲気に馴染んでいます。

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by tsuji-chika | 2010-10-21 08:51 | 海南市の風景

101019 役割

「大府の家」
擁壁底盤のコンクリート打ち。
コンクリートは役割を持った人がチームになって打っていきます。

手前⇒コントロール。コンクリートをポンプで圧送し量を調節しながら打っていきます。
   ⇒腰につけたリモコンでコントロールしています。
中⇒バイブレーション。振動を与えコンクリート内から空気を抜いています。
奥⇒左官。コテで打ったそばから表面をならしていきます。

それぞれの役割分担があって良いコンクリートが打つことができます。

■コンクリートを見ると水の量が適正なのがわかります
(水が少ないと耐久性が増すが施工性はさがる
⇔水の量が多いと施工性はあがるが耐久性が落ちる)
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by tsuji-chika | 2010-10-20 08:39 | 『大府の家』

101019 新陳代謝

半永久的な材料は無いのだから
交換を前提に材料を考えていくのは当然のこと。

雨戸があたらしく作り変えられパッチワークのようなアクセントになっています。
山を見ればたくさんの木がある。
廃盤になっているからできないではなく
何十年経っても使える材料はなんなのか考えておく必要があります。

■悪い所を直していき新陳代謝を繰り返していきます
■新建材の場合こうは馴染みません
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by tsuji-chika | 2010-10-19 08:43 | 海南市の風景

101018 乾かす

稲刈りの時期田んぼで良く見る景色。『はせ掛け』というようです。
今は機械乾燥が主になり
だんだんと少なくなってきているようですが
海南市ではあちらこちらで見ることができます。

ただ無秩序に並べるているのではなく間隔を保ち風通しに配慮しています。
また、南北に沿って並べることで
朝は東から、夕方には西からと両面均等に日を受けるようにしているとのこと。

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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-10-18 08:50 | 海南市の風景