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120831 空をねらう

『大野中の家4』

隣家が敷地境界ぎりぎりまで建つので採光をいかに確保するかが設計のポイントに。
2階リビング案も検討しましたが
寝室を2階にまとめたいというご要望もあり1階にリビングを配置することに。

解決の糸口は階段。
階段を南東角に配置することで吹き抜けを介して斜め上方向からの光をとるようにしています。
上から落ちてくる光をさえぎらないように壁を斜めに設けリビングを明るく照らします。

海南市に吹く海陸風http://tsujichika.exblog.jp/8275329/
この階段室を通り抜けることになるのでとても風通し良いリビングになると思います。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-31 08:02 | 『大野中の家4』

120830 『大野中の家4』

『大野中の家4』

海南市大野中(おおのなか)にある
大野建設様の分譲地内が今回の敷地。

延床35坪とコンパクトにまとめながら
建物を2つに分割することで街区にリズムを生み出し
アイレベルからは軽快さと奥行きある表情になるよう工夫がされています。

敷地南側(写真左)には境界いっぱいまで2階建ての隣家が建ち
採光をどのように確保していくかが計画の課題に。
解決の糸口は階段室の配置。それについては明日書きたいと思います。

■外壁は左官 建物が分割され垂直性を感じるプロポーションに
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-30 09:00 | 『大野中の家4』

120829 緊張感

『重根の家2』上棟。

前にも書いたように日方工務店さんは、今でも手刻(てきざ)みで木を刻む。
会社の方針として、工場に発注するプレカットの導入も検討したようですが
技術を伝える為にはということで手刻みを続けている。

プレカットも木の品質管理、精度の高さ、費用という面で手刻みに対する
メリットがあるので一概に良し悪しを言うものではないと思うのですが
手刻みの場合、大工さんが図面を見ながら板図をおこし組む前の柱・梁を手で刻むプロセスを踏む。
刻む時点で間違いがあれば上棟の際にトラブルになるので棟梁なんかは一週間前から寝られない日が続くといいます。

間違えればその場で刻み直せばと思うのですが
『施主さん、大工仲間が見ている前でそんな格好悪いことはできません』と・・・。

■無事に上棟しました 棟梁さんお疲れ様でした
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-29 08:31 | 『重根の家2』

120825 あと少し

本体工事は内装仕上げや設備機器取り付けを残すだけ。
9月に入ると外構工事に着手します。

上部の扇風機・天井の浮遊感、大きく育った周りの樹木が一体となった
清清しい空間になっています。

■欄間のサッシが開閉することで天井付近の熱溜まりをすくいとる仕掛けになっています
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-25 09:06 | 『その他工事』

120822 誰が工事をするか

『重根の家2』

基礎工事。
日方工務店さんは『自社で』基礎の工事を施工されます。

『自社で』というのは
下請けの基礎屋さんに外注をするのが普通なのですが
日方さんの場合は自分のところで抱えている大工さん、職方を動員して作業を行う。
メリットとしては基礎から棟上げまで職人さんが変わらないということ。
一貫して同じ人に作業をしていただくことができる。

もちろん、構造体も手刻(てきざ)み(工場に外注するプレカットでない)で行われるので
常に同じ人が責任をもつことになります。

通常の基礎工事・プレカット・大工工事と三者に分かれるのがあたりまえだと思っていましたが
職人さんが変わらないことにより
先行して図面をよく確認していただけるところなどは監理者としてはとても助かります。

どの分野でも同じだと思いますが
分業化が進みすぎることで責任の所在がはっきりしない
プロジェクトに係わるモチベーションの低下などそれに伴う弊害を改めて感じさせられました。

■自社で職人さんを抱える工務店さんが少なくなりました(ひとり親方)
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-22 11:37 | 『重根の家2』

120821 教科書のような仕事

『重根の家2』
data:地鎮祭H24/7/14 上棟式8/11

施工はクライアントのご実家も手掛けられた日方(ひかた)工務店さん。
名前だけで察すると、海南の方と思いますが事務所は和歌山市築港にあります。

さて日方工務店さん。古き良き時代のかおりがプンプンします(笑)。
その一端を少しずつ書いていければと思っています。

工事に先だって、建物の位置・レベルを正確に出す『遣(や)り方』ということを行います。
写真はその様子。
通常は四隅だけでとることが多いのですが通りごとにきっちりと施工されています。
横に通っている板の天端は基礎の天端を示すので
今回のように高低差が大きい敷地では視覚的に確認できるのでとても助かります。

■後の工事を円滑に進める為にもとても大事な作業 残るものではないですがきれいな仕事です
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-21 08:32 | 『重根の家2』

120820 必然性

三畳+押入れの小さな離れ。
ウッドデッキを介して親棟とつながっています。

離れは南東角に配置され、道路・隣家との目隠しの機能をはたしています。
人が座っている壁の後ろ側が道路になり、写真右が隣家となる。

高さを低く抑えることで親棟のダイニングスペースに影を落さない工夫がされ
離れがあることで隣家を気にせず窓を開け放つことができます。

小さいお子様がいらっしゃるクライアントにとって
子供部屋・書斎・客間・物置・趣味部屋とその時々で
この離れが受け皿になりウッドデッキ(外部)を共有することで
庭も積極的に使っていただくことができると考えています。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-20 08:56 | 『重根の家2』

120815 『重根の家2』

『重根(しこね)の家2』

一年ぶりの新物件のカテゴリ追加。
その間、周りからはカメラの話はもういいから・・・(笑)と。
遊んでいたわけではなく、現在工事中の物件が6件、計画中の案件も含め忙しくさせて頂いております。

さて『重根の家2』。海南市は重根区画整理地区内の角地が敷地になります。
2方向の接道に対し建物をL型に配置することで塀を作らず建物によって道路と庭を区画しています。

大きな特徴は小さな離れ。親子の寄棟が並ぶ愛らしい外観となります。
以前『湊の家』の投稿http://tsujichika.exblog.jp/15945425/
で書かせて頂いたウッドデッキ=部屋の延長ということを温めていてこのような提案をさせて頂きました。

離れへはウッドデッキを介して出入りすることになります。
雨の日は傘が必要ですし冬は一度外に出る必要があるので寒い。
こういう提案は理屈で解釈しようとすると却下になってしまうのですが
その理屈以上の何か魅力的なオーラを放っていれば心にうったえかける力を持ちます。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-16 09:18 | 『重根の家2』

120814 cloud

連休の真っ只中。
現場からの電話も無く朝からゴリゴリと図面を描いています。
明日は朝から新しいクライアント候補の方と打ち合わせ。
一日作業ができるのは今日までなので頑張って作業を進めておきます。

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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-14 08:31 | 和歌山県の風景

120811 お知らせ

盆休みは8/17(金)~19(日)とさせて頂きます。

少しずらしたのは
計画中のクライアントとの打ち合わせとたまっている図面描きを集中して仕上げる為。
現場が休んでいる間落ち着いて作業を進めたいと思います。

■海水がアセモに効くということで息子を連れ夕方海に行ってきました 
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-08-11 07:53 | 備忘録