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170628 『一般解』と『違う答え』

『黒江の家』

「どう思いますか?」と職人さんにはよく質問をする。
当然こうだろうと思っていたことについても、未だに違う答えが返ってくることがあるから。

当然こうだろうと思っていたことが『一般解』とすると
『違う答え』というのはその職人さんが実際に経験したこと、いわゆる体験談に基づくことが多い。

体験談は、5年や10年の話ではなく、20年前に工事したものが今どうなっているかといったような
長い経験からくるものや、地域ならではのこと等、説明書や参考書には絶対に載っていない話がほとんど。

体験談は、成功したり、失敗したり、その職人さんが直接経験した話なので説得力があるし熱く語ってくれる。
だから必ず聞くようにしている、「どう思いますか?」と・・・。

■エアコンのドレイン管の処理について『違う答え』が聞けました
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by tsuji-chika | 2017-06-28 09:53 | 『黒江の家』

170626 普通ではないこと

『黒江の家』

リビングに付ける高さ1,800mmのサッシ。

高さ1,800mmとなれば、床から取り付けるのが普通。
それを腰窓に使う。そこが普通とは違う。

何だそれだけかと思うかもしれないが
これがなかなかできない。

高さ1,800mmのサッシのカタログには丁寧にも
「掃き出し窓」と書いている。
そこにはこんな窓を腰窓で使うやつなんかいないだろうというメーカー側の思い込みがある。
使う側も疑うことがない。

普通でないということは、普通を疑うこと。
こうすれば良いよねという創造力があたらしい普通を作る。

■天井高さは2,800mm
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by tsuji-chika | 2017-06-26 15:25 | 『黒江の家』

170624 五感

引渡し間近の家で、現場検査をしていた。

美装は済んでいるものの、家具も置かれていないので
そこはまだ「現場」だった。

先に仏壇だけを納めたいということで
仏間の定位置に仏壇が納められた。
お施主さんが、ひとつの区切りということで線香をあげた。

その瞬間、ガラリと現場の雰囲気が一変した。
「現場」が「住まい」に変わった。

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by tsuji-chika | 2017-06-24 09:47 | 『その他』

170623 近くの景色と遠くの景色

『黒江の家』

住環境を豊かにしようと思うと

近くの景色、遠くの景色。
南側の窓、北側の窓。
天井の高いところと低いところ。

といったように、ひとつずつの要素に対して
多様性、めりはりをつくることが大事。

マンションの場合は(角部屋でない限り)
南側のみに窓があるだけというのがほとんどなので
そこからの景色は限定的だし、何より差し込む光の変化が乏しくなる。

東には東の、北には北の、西には西の良さがあって
それらが重層的に重なることでどんどんと住環境が豊かになる。

せっかく一戸建ての住宅を建てるのだから
その多様性を実現して日々の些細な変化を楽しめる仕掛けをつくりたい。

■隅柱を抜き北東に開くバルコニーを設けた。
遠くには甲子園の常連、智弁学園和歌山が見えます。
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by tsuji-chika | 2017-06-23 08:31 | 『黒江の家』

170622 木を見に行く

『京都の家』

今回お世話になる北川造園さんに案内頂き、外構工事で使う木を見に行った。

現場から西へ向かう。
道中、石庭で有名な「竜安寺」、世界遺産「任和寺」の前を通りなんだか修学旅行のようだと。
見に行きたい気持ちで頭をクラクラさせながら、広沢池を左折し目的地へ到着する。

住宅地の中に突如と現れるあたりは、松田さんの畑とは違う。
工事は年末になるが、木を見るなら新緑の時期に。花をみたり葉色を確かめたりイメージをつかむ。

■畑には広沢池から水路を引き込んでいた。水遣りにつかっているようです。
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■山法師が花の時期です。
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by tsuji-chika | 2017-06-22 16:18 | 『京都の家』

170620 on the roof

『京都の家』

最近屋根の上ばかりのぼっている。
『京都の家』の屋根の上からは、衣笠山、そして京都五山送り火で有名な大文字が見える。

■衣笠山(標高201m)
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■大文字
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■けらばの骨組:かなり特殊な納まり。見せ場です。
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by tsuji-chika | 2017-06-20 16:03 | 『京都の家』

170619 サングラス

『黒江の家』

屋根には遮熱対策の為、アルミを施した専用のシートを施工する。

2階の暑さ対策にはすこぶる効果的なのですが
施工する際にものすごくまぶしく、強い光を受けて日に焼けます。

以前、無防備に屋根に上がったことがあり強い光を目に受け一日中クラクラした。
その経験を踏まえ職人さんにはサングラスをするように伝えておいた。

■屋根に上がると皆お揃いのサングラスを掛けていた
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by tsuji-chika | 2017-06-19 11:13 | 『黒江の家』

170617 上棟-「普通の中にあるもの」-

『黒江の家』

2017/06/16(金)、黒江の家が上棟しました。

方形屋根のbasicな形。上棟した様子を見ると、他の風景によく馴染み極々普通の佇まい。
高さ、落ち着き全く違和感無い建ち方は、設計事務所としての仕事としてはいささか“大人しい”。

「普通の中にあるもの」
奇策を出すのではなく、普通の中に深いまなざしを持つ。
そのまなざしが少しずつ形になります。乞う!ご期待。

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by tsuji-chika | 2017-06-17 15:06 | 『黒江の家』

170614 晴れが続く

『黒江の家』

梅雨の時期、上棟がからむと神経を使う。
幸い、週末にかけて晴れ模様。
それに加えて湿度が低いので大工さんの作業も円滑に進む。

一気にルーフィング(屋根の防水シート)まで施工して雨から建物を守りたい。
監督さんとも相談をして、雨に備えて屋根全面を覆うブルーシートをスタンバイ頂いた。

上棟は6/16(金)を予定しています。

■大工は中村さん(http://tsujichika.exblog.jp/22776809/)。間違いない。
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■本日:材料の割り振り
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■昨日:床下浸水に備え基礎を高くしている
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by tsuji-chika | 2017-06-14 10:54 | 『黒江の家』

170613 第五の立面=屋根

『京都の家』

屋根は第五の立面として機能・意匠と共に大事な要素。
モダンな箱型の建物は、屋根を排除し外壁の四面のみで建物を構成することでシンプルさを生み出す。
清清しく今風なのだが、同時に雨から建物を守るという機能的側面を排除することになる為、時間に対する耐性が乏しい。

屋根を積極的に捉える。
『重なり』
『雨(夜露)よけ』
『エッジ』
『軒裏(見上げに対する意匠)』
『陰影』
キーワードとして書き出してみる。そしてひとつひとつに解釈を持って図面に反映する。
仕事は難しくなるが、仕上がりは大きく変わる。屋根は見せ場、勝負所。

■左:棟梁の大西さん。昼食後目を閉じ納まりを回想中。言葉は優しいですが目は真剣。
■右:搬入された軒先の部材(広小舞・淀)
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■左:勝手口へのアプローチ軒下を通る。
■右:屋根のエッジ。緊張感があります。
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by tsuji-chika | 2017-06-13 08:53 | 『京都の家』