080517 シルエット

「家の絵を描いてください」とお願いすると、
多くの人は三角屋根の絵を描くと思います。
特殊な地域を除いて、大昔から屋根は三角と相場は決まっているもので、
オランダに言っても、マチュピチュに言っても基本的なシルエットは同じでした。
雨を下に流すために三角は作られるのですが、家を考える際その実用的な側面と共に
記憶に刷りこまれたシルエットも慎重に扱う必要があります。

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# by tsuji-chika | 2008-05-17 09:17 | 海南市の風景

080516 軒裏の表現

家を上から見下ろすことはほとんどありません。
下から見上げることの方が常であります。
そう考えると、屋根の裏側いわゆる「軒裏」の表現がとても大事になってきます。
「大野中の家」では、垂木を現しその高さ105mm分の懐を確保することで、
懐深い表現としています。
今回は、建物と前面道路との間に距離、いわゆる「ひき」が少なく、
少しでも奥行き(距離)を感じさせたかったのでこのような表現としました。
「彫の深い顔」という言葉があるように、建物にも同じことが言えると思います。

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# by tsuji-chika | 2008-05-16 13:57 | 『大野中の家』

080515 空飛ぶ水道管

繁茂した緑が、川を渡ろうとしています。

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# by tsuji-chika | 2008-05-15 11:04 | 海南市の風景

080514 映り込むということ

窓ガラスや、水面といったものは廻りの風景を映し込み、
景色に奥行きを与えます。
都会の繁華街が華やいで見えたり、
湖畔の風景が魅力的に見えたり、
田んぼに水が張られることで景色が一変したりすることなどは、
この“映り込みの効果”が、大きく関係しているのではないかと思っています。

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# by tsuji-chika | 2008-05-14 09:38 | 海南市の風景

080513 風景を切り取るということ

「大野中の家」の開口部(窓まわり)の工事が着々と進んでいます。
上棟するまでは、建物が一気に仕上がっていく印象を受けるのですが、
開口部の工事に入ると、細かな作業に移るということもあり、
外から見ていると進んでいるの?と不安になってしまいます。
しかし、開口部は雨仕舞い等、配慮しなければいけないことが多く、
手間を要する大事な作業です。ここはじっくりとやって頂きたいところです。

ここで紹介するのは、2階の部屋から南を見る窓。
丁度、前の道を挟んだお隣さん2軒の敷地境界線(電柱の左側)上に位置するので、
ここからの景色は、建物に邪魔されることなく、遠くの山を見ることができます。
朝起きて、その日の天気を確認する窓といったところでしょうか。

山の中腹に見えるのは大野小学校です。

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# by tsuji-chika | 2008-05-13 10:43 | 『大野中の家』