221103 ホームページ -vol.01-

一緒に徹夜をしてコンペに出展して
すきやの牛丼を食べにいって研究室で夜遅くまで話をした友人がいる。

今、彼は茨城県つくばみらい市でMirai styleという
建築業界専門のWEB運用会社を経営している。

僕と彼が修行時代、
問い合わせをした専門的な木工法の会社で彼が働いていて
声色から「ヒョットシテ、ヒラノクン?」と
偶然の出会いをしたりと卒業後も何かと縁を感じていた。
歌が好きで、当時はケミストリーの堂珍が抜群に上手いとか、aikoのメロディーは凄いとか
色々と歌に関することも教えて頂いたのが懐かしい。

ポストにDMが届いて、いつもの営業かと眺めていたら
「エ!」っとなったのが再会のきっかけ。
僕が設計を続けている間に、webの知識を身に付け経営者となっていた。
直ぐにアポイントはとらなかったけど、
ホームページのリニューアルを考える時には相談にのってもらおうと
ずっと気になっていた。

もともとは、ホームページビルダーで2週間程で
作った即席ホームページ。スマホには対応しておらず
今時なんだか不思議な雰囲気が漂うようになっている。
お施主さんからは深いところまで見てたら、偶然見つけたよと言われる始末。

というわけで友人の力を借りて
リニューアルの作業を進めています。

ホームページ -vol.02-
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kenoba
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# by tsuji-chika | 2022-11-03 09:44 | ホームページ | Trackback | Comments(0)

221102 足場がとれた

『有田の家4』

特に平屋の建物は屋根の形状によってその印象が大きく変わる。

今回、軒樋が不要というご要望を頂きこのような軒先が可能となりましたが
美しい納まりになりました。

軒が深いのですが大仰な感じがなく、繊細で優しい印象です。

外構はこれからですが足元が締まってくるとまた雰囲気が出てきます。

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# by tsuji-chika | 2022-11-02 15:32 | 『有田の家4』 | Trackback | Comments(0)

221028 Hi-uni と FABER CASTELL

これあげるということで
息子が使っていたHi-uni・三菱を貰った。
緑の鉛筆はFABER CASTELLでドイツの老舗メーカー。
色鉛筆が有名で、設計をしている人なら1本や2本ペン立てに入っている有名なメーカー。

期待していなかったHi-uniで試しに描いてみて驚いたという話。

ぬめッとした書き味で柔らかすぎず、硬すぎず絶妙な加減で色のりもきれいで安定している。
あらゆる筆圧に応じて、折れることもなく、薄すぎることもなく字が書ける。
下手な字が上手くなった気さえする。
ホームページで見ると、『理想の芯の採用』と書かれていて、
そもそも、人の好みは千差万別で何を持って理想というのかはわからないけど
芯を突き詰めた結果をHi-uniからは感じとれる。

一方で、ドイツ勢のFABER CASTELL。
芯が硬く、ジャリ、ジャリと削るような感覚がある。
Hi-uniとは全く違う書き味で、好みによってはこれがたまらない人も多いと思うし
嫌いな人もいると思う。

じゃーどちらが良いかと言われるとその時の気分・・・。
人の感覚って常に一定ではないんだなぁ~と鉛筆の芯から学ぶ。

221028 Hi-uni と FABER CASTELL_b0129659_13094209.jpg
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# by tsuji-chika | 2022-10-28 13:33 | 道具 | Trackback | Comments(0)

221021 morimoto san

『六十谷の家2』

コロナで物価が上がってということばかりが話題になっていますが
コロナ以前は、職人不足・人手不足ということがジワジワと問題になっていた。
コロナに関わらず、今でも職人不足という問題は何も解決されていないし今後益々深刻になっていく。

既製品をカタログで選んでポンと据えるのではなく
詳細図を描いて、材を手配して刻んで造作する工事なんてことは
いつまでできるのだろうかと考えてしまう。
そんな中でこんな手間のかかることをやる意味をいつも考えながら、
無意味なことをせずにやっぱり違うということを意識して詳細図を描いている。
(そのうちamazonなんかが3dプリンターを現場に設置して
1ヶ月ぐらいで家をポンポンつくる時がくると思うけど・・・
このことについてはまた改めて書いてみたい)

今回棟梁を務める同世代の大工・morimotoさん。
常に考え続け、朝早く現場に来て音のたてて良い時間まで
図面をにらみ、墨を打ったり、材料を配置したりしている。

一度気になって、「車中何を聞きながら運転しているんですか?」と尋ねたら
「無音です」という返事が。運転しながらも図面や段取りのことを考えている。
休憩時間にスマホを見ている職人さんが多くなりましたが
本来休憩時間は次の作業を考える為の重要な時間だった。

考えることを事前に済ませ作業にかかれば
アスリートのように一気に作業に没頭するのでとにかく手が早い。

こういう仕事ができる60近い大工さんが多い中
同世代の方が居てくれることは嬉しいし、
大工さんに限らず、同世代の職人さんと知り合えることは希望になります。

■佇まいがアスリート
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# by tsuji-chika | 2022-10-21 11:06 | 『六十谷の家2』 | Trackback | Comments(0)

221018 color

『六十谷の家2』

駅近くの場所。周囲には古くからの家が立ち並ぶ。
アスファルトとモルタルの印象。

今回は、そんなロケーションもあって
外観に陰影を付ける為の木部(外枠)をグレー色で仕上げ
外壁も含めて、同じ色調に揃え落ち着いた印象に仕上げていく。

■サッシの色との相性も良く きれいな納まりになっています
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# by tsuji-chika | 2022-10-18 16:54 | 『六十谷の家2』 | Trackback | Comments(0)