木を外壁に使うことが多い。
経年変化していく様子、近寄りやすい雰囲気、
呼吸していること、色々なことを考えると木は良い。
外壁に木がほとんど使われなくなったのは、
その耐久性に疑問視する声があるから。
ただ、今目にする木を使った外壁は20年から30年以上前の建物がほとんどで、
日本の住宅の平均寿命のよりも長い年月を経たものが多い。
今までご苦労様と十分な時間が経っています。
良い『試験体』を見付けました。
ヒノキ板を打ち付けただけの、農業用倉庫。
軒の出も少なく、写真方向は南面。しかも、無塗装ときました。
去年ここを通りかかった時も存在していたので、2、3年経過していると思います。
今後経年変化を追っていきたいと思います。
※本日『大野中の家2』の上棟は午後から雨模様ということで、月曜日に延期になりました。
辻・近川建築設計事務所∥海南市 設計事務所 和歌山 建築 辻 近川 建築設計事務所∥