『大野中の家3』(以下③)。
大野中の家2(以下②)の監督と、
③のクライアントが以前、仕事の関係でたまたまお知り合いだったということ。
現場で立ち話している時「実は・・・。」と話があり、「それでは・・・。」と
②のクライアント含めご紹介頂いたのが縁。
②に続いて、③をお隣で計画することになりました。
共に妻面を道路側に向け、
切妻屋根の連続で建物が構成されています。
屋根勾配、高さ、素材等、②③で共通項を持たせ、
一体でその地区の雰囲気を作る計画としています。
屋根の高さにより主と従の関係を表現し、
②(離れとして計画されている)から始って、
③の仏間である部屋が、最も高くなるように屋根がかけられています。
③の計画は、現在の建物を解体しながら、そして住まいながらの計画となる為、
1期工事、2期工事と工程が2回に分かれます。基本設計はまとまり、これから
実施設計に入ります。
■写真右が南の方位となります

■建物が雁行して配置され道路からみると奥行きが生まれる構成(パースペクティブ)がつくられています
辻・近川建築設計事務所∥海南市 設計事務所 和歌山 建築 辻 近川 建築設計事務所∥