以前ご紹介させて頂いた上野香春焼き(アガノカワラヤキ)を作りに、
福岡県は田川郡の窯元を訪ねました。
初の作陶ということで、悪戦苦闘したのはご覧の通り。
土の固さに向き合いながら良い体験ができました。
短い時間の作陶でしたが、
一度は体験することをお勧めしたいと思います。
土をまわして形をつくる。原始的な作業ですがとても深いです。
こういうものを作りたい、ここが少し気になる、もっと口を薄くしたい
頭で考える欲がどんどん湧いてきて、それとの葛藤が直接形にあらわれます。
まずは無心になることからでないときれいな形は作れないようです。
■左:茅葺屋根の建物は販売所を兼ねます
■右:登り窯に合わせ瓦屋根も斜めに

■左:創作の建物 この中にロクロや土をこねる機械などが置かれています
■右:ロクロ 手前の円柱は圧力をかけて空気が抜かれた土


■左:手前から1作目・2・・・ 同じように作っていてもちょっとしたことで形が変わっていきます
■右:平板の縁を持ち上げてつくる皿 窯に入れると2割大きさが小さくなるとのこと 仕上りが楽しみです
辻・近川建築設計事務所∥海南市 設計事務所 和歌山 建築 辻 近川 建築設計事務所∥