昔の家と、今の家の作り方で大きく変わった所は
外壁と柱の間に、通気層をとるようになったところ。
部屋の中は大壁(柱を表に出さない工法)で納められるようになったので、
柱は通気層を介して空気と触れる必要があります。
外壁から万が一雨が入った場合でもこの通気層から水が抜け、
室内からの湿気も外に排出してくれるすぐれものです。
あくまでもきっちり施工されていることが前提。
穴のピッチを計算し、また胴縁もきっちりと空気道を確保しています。
■丸穴が外部とつながる所
■板壁(たて張り)部:横胴縁(胴縁が横の場合下から上に抜ける空気道が必要)

■左官部:竪胴縁
■青の部材:虫が入らないように設置します(フクビ:防虫通気材)

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