元来木造住宅の骨組は、
大工の『手刻み(てきざみ)』によって作られてきました。
※今でも特殊な形態、伝統工法で建てる場合は『手刻み』で行われます。
現在では多くの場合それが、
『プレカット』と呼ばれる工場にて機械で木を刻む手法がとられています。
作業の効率化、集約することで安定した材を確保できる等のメリットがあります。
『プレカット』に際して、
事前にプレカットを行う材木屋と図面を通してやりとりを行います。
化粧仕上げになる所はどこか?
継ぎ手位置は?
金物は?
材種は?
材成(大きさ)は?
とすべての材について確認・調整を行います。
■「山中湖の家」で作成されたプレカット図 全部で37枚
■設計図書をもとに流通寸法 組み方等を調整して作成されます
■材木屋/工務店/設計事務所の承認を得て機械にかけられます
辻・近川建築設計事務所∥海南市 設計事務所 和歌山 建築 辻 近川 建築設計事務所∥