基礎立ち上がりのコンクリート検査。
夜行バスで河口湖駅について、路線バスを利用して現場へ。
(この行程が朝早い現場に対応できるので丁度良い)
現場ではコンクリートを打つ準備が進められミキサー車が到着。
まずはそのコンクリートが設計時に規定している数値をクリアしているか
受入検査を行います。監理者である設計士の仕事となります。
スランプ、空気量、塩化物イオン量、呼び強度、
見た目のコンクリートの状態を確認。
同時に、打ったコンクリートが、
しっかりと強度が出ているかどうかを調べる為、
同じコンクリートでテストピースを取ります。
1週間後、4週間後に破壊検査を行い強度を確認。
今回発見だったのは塩化物イオン量。
塩分がどれだけ入っているかを調べるもので、
塩分が多いと鉄筋が錆びやすいという理屈。
山中湖の場合、
山で取れる石を原料に砕石(さいさ)を用いる為にその数値が圧倒的に低い。
規定値より桁が一つ違います。
■前日は大雨だったようですが 当日は快晴となり涼しい

■基礎が一番高いところ 人の背ほどあります

■左からテストピース スランプ 空気量の測定

■落ちると危ない高さ
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