『木口(こぐち):木材を横に切った断面。また、木材の切り口/広辞苑』
もともとの意味は木に限った表現のようですが、
今は物の切り口・断面のことを木口と言い、建築では良く使われることば。
基本的に建築では木口をそのまま見せる納まりはうまくないとされ、
留めに納めたり、飾りを施したりしながら小口を処理していく。
『山中湖の家』瓦棒葺きの屋根。
通常、木口がそのまま表しになる屋根の葺き方ですが、
そのままだと昔ながらのトタン屋根と同じで、見た目にもすっきりしない。
今回は、木口を見せない納まりとして頂きました。
■板金屋さんの腕に左右される工程
■経験があるということで問題なく施工して頂きました
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