大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥
House K
鉄骨造の場合、「製品検査」の為監理者が工場を訪問する。
目的は仕口・継手の確認、また手摺などの詳細部の打ち合わせ。
木造とは違い、
製作段階で諸所詳細を詰めておかないと組みあがってから変更ができません。
現場は今週末の「建方(タテカタ):上棟のこと」を待って静かなものですが
水面下では着々と作業が進められています。
手摺の詳細を詰める際
実際の角鋼を見せて頂き強度を確認しながら採用する大きさを決定させて頂きました。
木造とは違い同じ断面でも思っている以上に長いスパンを飛ばせることを体感し
月並みではありますが、やはり「図面ではわからないことがたくさん・・・」と実感しました。
■左:木造とは違い単体で見ると無愛想・・・
■右:柱、梁を接合するブラケット

■左:開先加工の確認 空き寸法及び開先角度の確認を行う
■右:建方を待って現場は整然としています

辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南