大野中の家3∥湊の家 ∥
赤坂台の家∥T∥House K
『目地(めじ):建築部材の接合端に生ずる線状の部分。広辞苑』
この目地がきれいに入っていないととても気になります。
また意味も無くきれいに入っていないとそれはうまくないということ。
きれいに入っていないというのは
上下重なる時にずれていたり
調和を乱すように違う部材が入っていたりするような状態をいい
これをきっちり調整していくことが建築関係者の腕の見せ所。
上から屋根:タテハゼ、軒天:ケイカル板、外壁:タテハゼ、窓:木製建具、サッシと
それぞれ違う工種を調整してはじめて目地が通ります。
設計士としてはそれに配慮しながら図面を描いて
現場レベルでの調整は監督さんが施工図を描いて
各職人さんは責任を持って工事を行う。
目地の通り方は、チームワークの裏返しなのかもしれません。
■910モデュールで建物を計画
■途中に1000モデュール等違うモデュールが入ってしまうとの割付が乱れます
辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南