外壁には
スギの赤身材を揃えて頂いた。
標高1,000mになる山中湖。標高に比例して紫外線の量も多い。
山荘ということもあり木にペンキ塗りという外壁が多いのですが聞いて見ると
4,5年毎に足場を組んで塗り替えないとパリパリとはがれてくるとのこと。
浸透性の塗料もあるが、それも顔料が飛んでしまいいつまでその効果が続くのかは疑問。
そこで材自体が持っている力に頼ろうということで赤身材を選択することに。
(足場を組んでペンキ塗り。1回のメンテンナンス分で赤身材を揃えることができます。)
厚15mm、目板張りとすることで実部分からの水の進入、板どうしの反り返りを防いでいます。

辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南