101030 段差

1つの部屋を緩やかに区画するには段差を設けるのも有効な手段。
日本建築では格式をあらわすものとして奥(階級が上がる)へ行くに従い
少しずつ床を上げていきました。
そして靴を脱いで生活する日本人にとって床への感覚は繊細なもの。
段差があることで敏感にその意味を感じとることができます。

丸柱の廻りを卍に部屋が区画されていることがわかります。
±0を基準に
畳の間は+100(畳の表面に埃が溜まりにくいメリットがあります)
そして-140のところが縁(えん)と呼ぶスペース(テラスと室内の緩衝帯として機能します)。
家具が入ることでより一層段差のリズムが強調され広いながらも落ち着きのある雰囲気が生まれました。

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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-10-30 10:48 | 『湊の家』 | Trackback | Comments(0)
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