「大府の家」
床に畳を用いた時、置いているだけなので床(畳)をめくることが可能になります。
フローリングを張ってしまうともう一度めくってというわけにはいきません。
だからどうしたと聞こえてきそうですが、これが凄く便利になる場合も。
例えば部屋に変化を付ける為床を下げたい時、
床下にゆとりがなくなりますが何かあれば畳をめくって対応できますし
点検口を他でどうしてもとれない場合など
畳の下を点検口の代わりとすることが可能になります。
これを利用することで設計の巾がグッと広がります。

辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南