「七山の家」
木製建具の枠の納まり。
いつも同じように納めているわけではなく、少しずつ納まりをマイナーチェンジしています。
「七山の家」では内枠と外枠を柱で一度縁を切って納めています。
通常は一枚枠で納めていたのですが、
幅広材とすることでコストアップにつながり(割れや反りの問題もあります)、
また内外の取り合いが連続することで施工に時間を要することになるということで
今回の納まりが生まれています。
いつもとの違いは6mmのチリがつくことだけですがその効果はとても大きいです。
その都度、マイナーチェンジを行いながら精度の高い仕様にブラッシュアップしています。

辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南