「大府の家」
外部木製建具の枠がおおよそ完了し
室内の様子がだんだんと見えてきました。
南側に張り出した畳の間の存在により
南北方向への奥行きが感じられる室内になっています。
通常建物は東西方向に平行に建てられる為均質な明るさが室内に漂うのですが
南北方向への奥行きあることで畳の間、手前の家族室に陰影が付いているのが良くわかります。
今は足場があり、現場も下地段階ということで少し暗い目の印象ですが
仕上がってくると程良い明るさ、
明るいところ暗いところがある単調ではない奥行きある室内になります。
■南北方向への展開により陰影を重ねる

辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南