110311 相対的な大きさ

「七山の家」

その部屋の大きさを把握する為に
平均的な窓の大きさをイメージしながら壁の大きさを想像しています。
窓の大きさを少し小さいものにしてあげると
見る者は実際より壁を大きく見積もってしまいます。

物の見え方は相対的なもの。
部屋を大きく見せたいのか、抜けを表現したいのか
ひとつひとつのサイズを丁寧に調整することで見えてくる景色は変わってきます。

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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2011-03-11 08:42 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)
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