「大府の家」
足場がとれ工事も大詰めに入ってきました。
外壁は全体的にトーンを揃え落ち着きある控えめな外観になっています。
サイディングの家が建ち並ぶ周辺環境(新興住宅地)の中において
自然素材を使うことはそれだけで目立つ存在になってしまいます。
目立つ家を作りたいわけではないので「浮く」ことは避けていきたい。
また自然素材を使うということは下手をすると民芸調におちいりやすく
今回は着色というベールをまとうことにより
細部が強調されない全体が一つの塊として見えてくるそんな外観になりました。
とても落ち着きがあって良い外観になっています。
湊の家
http://tsujichika.exblog.jp/14474386/
と比べて頂くと違いが良くわかるかと思います。
■バルコニーの梁も着色されます
■家は庭に植えられる緑(植物)の背景になっていきます
辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南