「七山の家」植栽工事。
生垣と言えば、アラカシやウバメガシ、レッドロビンといった
単一の木を用いて年に1・2回角刈りのように剪定するのが主流。
ただ単一ということがあって
愛想があまりなく機能としてだけの生垣として認識されてしまっているように思う。
また剪定にはプロの手が入らないとなかなかきれいに維持することは難しい。
そこで混植のススメ。
簡単に言うといくつかの木を混ぜて植えるということ。
今回はトキワガマズミを主体にキソケイ、ツバキ(園芸品種)、ヤマボウシを混ぜて頂いた。
いくつかの木が混ざることで、
それぞれの成長が違い高さが不揃いになることで自然に木が育っているような環境にしている。
また、時期を変えて花や実を付けるので日々違う表情を見せ通りを歩く人を楽しませてくれる。
剪定は邪魔になった枝を切るだけ。後は自然に任せてというのが混植の考え方。
■早速ご近所の方に声を掛けられた 年配の方には木を好きな人が多い
■白い花はヤマボウシ 紫の実はトキワガマズミ すべて常緑樹
■山をお持ちで色々な苗木を育てられている
松田造園さんだから臨機応変に対応して頂けます
■図鑑を見ているだけではこのようにはいきません・・・
辻・近川建築設計事務所