【植生:植物を、生育する場所と一体化していう言葉。広辞苑】
つまり、場所と植物の関係で植物の種類、大きさ等々によって
その場所の雰囲気が特色付けられるということ。
沖縄らしさと言う時には、そこが亜熱帯だということを理解し
その植生(植物)をセットにして考えないといけません。
植生が地域性を作っていると言っても過言ではありません。
これを和歌山に置き換えて見ると
ウバメガシ、ナンテン、マキ、シュロ、スギ、ヒノキといった植物に
和歌山の景観は大きく影響を受けている。
見慣れた植物であるから、
ありがたみも、新しさも何もないのですが
それらを無視して窓からの景色を考えることはできません。
■海の近くのカフェにて:大型のシダ類の植物が亜熱帯の雰囲気を作っています
辻・近川建築設計事務所