今回の工事、リハビリ部門の強化ということをお伝えしましたが
打ち合わせに参加させて頂きながらその概要を理解していくうち
夢のある計画だと思うようになりました。
それについて少し。
地方の病院の経営というのは、高齢者を受け入れることを前提に成立している。
それについて否定も肯定も無いのですが
それだけでは何となく受け身で終わってしまっているように感じていた。
高齢者の身体機能の維持や向上・リハビリという通常の機能は当然として
今回の計画によって
小・中・高校生・スポーツ愛好者・一般の人・アスリートを対象とし
スポーツドクターを先頭に理学療法士やアスレチックトレーナーが
ストレッチや運動方法の指導を個人の特性に応じて指導するというサービスが強化される。
何が新しいのか?
今回のサービスにより病院に幅広い年齢層の人が出入りすることになる。
高齢者をターゲットにすることが病院経営の定石という中これはとても新しい試みだと思う。
受け入れる病院側としても、院内の雰囲気が活気づくだろうし
専門技術をよりブラッシュアップしたいスタッフにとってはモチベーションの維持にもなる。
そういう意味で今回の計画はとても楽しみな結果を生むように思っています。
■完成予想図(赤土建設様に協力頂きまして作成)

辻・近川建築設計事務所