20代の頃は建築のことばかりを考えていました。
建築=仕事=趣味という構図。
30代になり写真を撮ることが楽しくなり
最近は趣味と呼べるものになったことをうれしく思っています。
建築は1つのプロジェクトを形にするのには最低でも1年は費やします。
さらに結果が出るのはもっと年月を重ねる必要がある。
根気強くコツコツとひとつひとつ積み重ねて行く様子は
山登りに似たようなところがあるとつくづく思う。
一方、写真は撮影して家に戻りPCで現像すればすぐに結果がでます。
そしていいなぁと思える写真が撮れた時はすごくうれしい。
山登りに対して短距離走のようなものだと言える。
何かを表現する行為は同じなのですが
山登りと短距離走その組み合わせがとても心地良い。

辻・近川建築設計事務所