何気なく手にした本に、写真=上田義彦 文=原研哉という名前が並んでいた。
写真家である上田義彦氏は
何かの対談で「デジタルカメラは透過光なので紙にした時は弱い。」という話しをしていた。
パソコンのモニターで見ると良いと思っていた写真を現像に出すと
何か物足りないと思うことが多かったのでその話を読んでからんーなるほどと思っていた。
そんな上田氏が撮る写真集なのでもちろんフィルムで撮影された写真が並ぶ。
原研哉氏は、雑誌『住む。」の連載やデザインに関する著書多数で
氏の文章はデザイン関連の文章で一番おもしろいと思っている。
さて、両氏がタッグを組んだ本なので買わない理由がない。
パラパラめくっていると、フィルムカメラが欲しくなる危険な本です。
■無印良品の店舗で購入できます

summilux50mm(3rd)
辻・近川建築設計事務所