日本のデザイン-美意識が作る未来- /原研哉著によれば、
-以下本文より抜粋-
しつらいや調度の基本はものを少なく配することである。
何もない簡素な空間にあってこそ、
畳の目の織りなす面の美しさに目が向き、壁の漆喰の風情にそそられる。
(中略)
現在の住まいにあるものを最小限に絞って、
不要なものを処分しきれば、住空間は確実に快適になる。
試しに夥(おびただ)しい物品のほとんどを取り除いてみればいい。
おそらくは予想外に美しい空間が出現するはずだ。
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とある。
家を建てるということは、
今までの生活スタイルを考え直す良い転機だとも言える。
■「有田の家1」のリビングスペース ここに入ると原氏の文章を思い出す

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辻・近川建築設計事務所