『有田の家2』
棟梁がほぼ一人で作業を進めている『有田の家2』。
外部木製建具の枠廻りも大変大変と言いながら淡々と作業をこなし
夜には木の段取り、枠の刻みを行っている。
玄関の吹き抜けの天井。
見上げれは、スギ板の無節。
図面では小節程度と描いていたのに格好がつかないからと良い材料を入れて下さった。
2階の廊下がかぶってくるのであまり見えないだろうと
源平交じりを廊下側(写真左)に寄せてくれている。
設計士が描いた図面が
棟梁の手により少しずつ形になる。
そのプロセスで
棟梁自らが思い入れを持ち
自分が手掛けたと感じて頂ける現場になることがとても大事。
■棟梁の気持ちがこもった天井になりました
gx200 with DW-6 辻・近川建築設計事務所