『有田の家2』
どの現場でも同じなのですがすごくたくさんの木を使う。
出番を待つ様子は、小さな製材所のように見える。
これだけの木(無垢材)を使うのだから
使える樹種は予算と流通量の問題でスギやヒノキが多くなる。
産地は紀州や吉野そして四国のものがほとんど。
ケヤキやクリといった広葉樹にも憧れはありますが
和歌山で仕事をしている以上は
スギとヒノキの存在を否定して、木を仕上げとして使っていくことはできない。
大事なのは
スギやヒノキにつきまとうイメージをどう洗練させられるか。
gx200 with DW-6 辻・近川建築設計事務所