130930 準防火地域+延焼のおそれのある部分

「湊北町の家」

和歌山市内に建つ、「湊北町(みなときたまち)の家」。
和歌山では珍しい、準防火地域に指定されている為
開口部にも通常の窓よりも高い防火性能が求められる。

「延焼のおそれのある部分」という聞きなれない言葉。
建築基準法の法律用語で
1階では敷地境界より3m以下
2階では敷地境界より5m以下の範囲内で
外壁、軒裏、開口部の厳しい防火性能の制約を受ける。

木製建具を使用する場合
メーカーが出している既製品の木製建具では対応できるのですが
価格、サイズ、納まりの自由度の点で採用が難しい。

さて、今回の計画でいうと
写真中央の凹んだ所では「延焼のおそれのある部分」の制約が外れるので
いつも通りの木製建具を使用できる。

ここしかないピンポイントで採用された木製建具。
さてさてどういう効果を生み出すか期待が膨らみます。

■見えない法律の壁をどう解いていくか
130930 準防火地域+延焼のおそれのある部分_b0129659_9481484.jpg
辻・近川建築設計事務所
by tsuji-chika | 2013-09-30 11:14 | 『湊北町の家』 | Trackback | Comments(0)
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