世の中駆け込み需要のあおりを受けて
どの現場でも職人さんがつかまらない。
やりくりをしなければいけない監督さんは頭が痛い時期だと思う。
建設業界にとっては需要が増えてハッピーに見えるかもしれないけれど
需要を先食いしていると思いながらの忙しさは
来年は暇になるからねと、皆寂しそうに口を揃える。
10年後の話。
技術を持った職人さんが不足することにより
あたり前にできていることがあたり前にできない時代が来る。
有田の家2の和室
湊北町の家の中庭廻りの造作
既製品、建材ばかりの仕事に慣れてしまった
経験の無い職人にはできない仕事。
(経験が無く教えてくれる人がいないのでやむをえない)
大工さん、左官屋さん、建具屋さん
既製品のあおりをモロに受ける職人さんが
終えた仕事を見て10年後にはこの仕事をできる人がいなくなるよと言う。
前向きに考えると
ニーズがあるならば
限られた技術を持つ職人さんに仕事が集中する時代が来る。
設計事務所もまた同じ。
■手間仕事に意味を見出し貴重な存在になること

辻・近川建築設計事務所が関らせて頂きました物件について
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実際に体感して頂くことでたくさんの発見をして頂けると思います
辻・近川建築設計事務所