和歌山市の家∥有田の家3
∥上の家
有田の家3。まずは台所が完成しました。
築80年の旧家のリフォーム。
住みながらの工事となる為、部屋ごとに仕上げていきます。
さて、計画について。
お父さんとの会話の中にちりばめられた様々なヒントをもとにイメージを膨らませています。
特に、台所正面窓の向こう側に見える柿の木。
はじめてお伺いした時に熱心に語られる思い出話を聞き計画のポイントにさせて頂きました。
TVの影響もあってリフォームというと
間取りを大きくいじり、様々な操作をして劇的な変化を求められてしまのですが
既存の建物に対して不満が多い場合はそれで良いかもしれないですが
今回のように、長年住まわれていて愛着も感じられている場合は劇的にしない方がうまくいく。
設計士の立ち位置としては
不満を改善しながら、耐震補強を行い、傷んだところの修繕、断熱性を確保して
お施主さんが感じておられる
共感できる良い面をブラッシュアップさせることに尽きる。
■バランスをとりながら良い面をのばしていくこと
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実際に体感して頂くことでたくさんの発見をして頂けると思います
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