160511 彫り

和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

リフォームならそこでしかできないことを考える。
鉄骨造では鉄骨造らしさ、木造では木造らしさを考える。
与えられる条件を肯定したスタンスでスタートを切ることを意識している。

そうすることで、そこでしか実現できなかった説得力のあるものが生まれるような気がする。
鉄骨造でも木造でも鉄筋コンクリート造でもどれでも結果が同じでは良いものにはならない。

重量鉄骨造の計画では、大きな断面の柱・梁の扱いがポイントだと思う。
木造と同じような壁厚で処理していくと、必ず柱や梁が室内に露出してしまう。
露出した柱や梁を、ペンキで塗ったり、クロスを巻いたりととりあえず仕上げるのだが
その雰囲気が安普請で何かうまくない。(積極的に扱った場合は別...)

今回、壁厚を大きくすることで柱・梁が露出しないように計画を進めた。
重量鉄骨造特有の大きな空間だった為、多少室内が狭くなるのは許容できたのも鉄骨造ならではの判断。

結果、彫り深い開口部となり木造では感じにくい陰影が生まれると思う。
また、ふかした壁を利用してカーテンボックスや、間接照明を仕込むことで
仕上がりがスマートな印象になるようにも配慮した。

■柱梁が露出しないように計画する
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実際に体感して頂くことでたくさんの発見をして頂けると思います
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by tsuji-chika | 2016-05-11 09:19 | 『上の家』 | Trackback | Comments(0)
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