和歌山市の家∥有田の家3
∥上の家
台所と居間の間の建具が開いた。
長らく養生の為に閉めきっていたが
今日、居間側のクロスを貼るということで養生をとった。
振り返ると建具が開けられ
打合せで出して頂いたお茶を片付けるお母さんの様子が見えた。
「見下ろす視点」/台所に対して居間の床が50cm高い。
ポールセンの照明によって机上がフワァッと照らされコップや器が団欒の後をイメージさせた。
いつもは真横から見るはずの視点が、今回は斜め上から見下ろす視点になる。
机上の様子がいつにもまして目に飛び込んでくる。
この温かい感じはなかなかつくりえない。思わずシャッターを切った。リフォームの醍醐味だと思う。
■住宅はシーンの積み重ね

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