和歌山市の家∥有田の家3
∥上の家
ご縁頂戴しまして、
INTERIX様にカーテンと簾ロールスクリーンを納めて頂きました。
通常とは違い、壁面いっぱいに仕上げて頂くことで
カーテンと建築により一体感が生まれたと思います。
カーテンやロールスクリーンに対しては
気配を可視化するアイテムだと考えている。
風が入ってくる様子や光がゆらゆらする気配が生地というフィルターを通すことで可視化される。
そのような視点に立つと
必然的に選ぶ生地のテイスト(方向性)が見えてくる。
生地自体にフォーカスするのではなく、それを吊ることで建築にどういう効果を与えるか
涼しそうになるのか、やわらかくなるのか、静かになるのか、光を拡散させるのか・・・を想像する。
その効果を想像したならば、よりその効果を活かす吊り方を考える。
あくまでも生地はフィルターであり、吊ることで生まれる気配が大事。
■全面にカーテンを吊ることで廊下の印象をやわらかくした

■床に落ちるやわらかい光:ゆらゆらする

■風:目に見えないものを可視化する

■全面に吊るので暑苦しくない涼しげな生地を選ぶ:ジャストカーテンオリジナル生地/少しグレーが入っています

■カーペットとカーテン:共にリネンが入っている

■コーナーに連続して取り付けして頂いた:部屋をやわらかくする。ドレープがきれい。

■縁側には簾(竹材)のロールスクリーンを:ダークブラウンとし景色の邪魔にならないように

■本物の材料で作られた簾:控えめに納める

辻・近川建築設計事務所が関らせて頂きました物件について
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実際に体感して頂くことでたくさんの発見をして頂けると思います
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