『京都の家』
建築を見学する時、歴史的背景、建築家のネームバリュー、うわさ、評判等
建築そのものをより偉大に、価値がある物に仕立て上げる情報(バイアス=かたより)を
できるだけ除外しそれに振り回されないようにと注意深く見てきた。
そのようなバイアスが除かれた状態でも強く残る物に意味があると思っていたし
バイアスによって過大評価されたものはそのことを熱心に勉強してきたものにとっては
意味があるものになるが、そうでない大多数の人にとっては蚊帳の外になることが多い。
京都と聞くとそれだけで尻込みする気持ちもあるが
京都というブランドが持つバイアスを冷静に見極め京都の地域性を丁寧に解釈することが
取り組むべきスタンスだと考え計画をスタートさせた。
■苔生す庭の様子

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