『京都の家』
日本国内これだけ流通が発達すると木と言えども出荷元と消費地が随分と離れる。
(地産地消でないケースが多い。)
和歌山で仕事をしていても四国から木が来るし
京都でも愛知から、山梨(
山中湖の家)では東京の木場から木が搬入されていた。
和歌山市の家・
有田の家3でお世話になりました
山長商店様の出荷量
の約6割が関東だと聞き、以前お伺いさせて頂いた時に驚いたことを思い出す。
それならば、京都でも問題無いはず(笑)と京都の家についてもご協力頂いた。
京都でお話を頂いてから、「山長さんで・・・」という思いが頭の片隅にあった。
仏間があり、真壁がありそれは必然的に木肌の美しいヒノキやスギが必要になる。
山から出荷まで、徹底的に一元管理する体制を作ることでGデザインを受賞したことが示すように
それぞれの持ち場の方が、自社の木に対してプライドを持たれている。
設計士といえども何百本ある木をすべて確認することは不可能。
だとすればどういう所からそれが出荷されているかを知ることが大事。
なるべく脚を運び確認させて頂くのは商品そのものよりも、話をし場の空気を感じ取る為。
「任せて大丈夫だと・・・。」
■木を選別する方には現場は京都の金閣寺近く、玄関や仏間に使われることを伝える。
ジワリと想いを伝える(笑)。




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