170905 第34回住まいのリフォームコンクール 優秀賞

有田の家3

公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが主催する
第34回住まいのリフォームコンクールにて有田の家3が優秀賞を受賞致しました。

学生の頃、毎月コンペを出す時期があった。結果は連戦連敗
学生のコンペというと、与えられたテーマに対し建築を考え、アイデアを出す形式が多い。
実際に建物が建つ前提の実施コンペというよりは
仮想のテーマに対してどのような回答を出せるかというものがほとんど。
当時を振り返ると、対象の無い暗闇にボールを投げていた感覚が常に付きまとっていた。
どうもリアリティーの無い思考が苦手だったのだと思う。

仕事として建築をスタートすると
その暗闇が、明確なクライアント(お施主さん)という形で表れるようになった。
ボールを投げては、剛速球や、変化球、ゆるやかで捕りやすいボールを投げ返してくれる方様々。
そのキャッチボールの中で肩(建築)を鍛え、球種(建築)を磨く。

建築は、クライアント、予算、工法、材料、工務店・職人さんと様々な
リアリティーと対峙することで具体化する。
そのリアリティーのキャッチボールを通してでしか具体的な形を作ることはできない。
アイデアだけでは成立しないところが建築士がアーティストではないところ。
だから、アイデアを出せない学生にはそこで止まらないで欲しい。
連戦連敗だったとしても、建築はアイデアだけで簡潔するそんな単純なものではない。

今回賞を頂くことになり改めてその考えを強くした。

チャンスを与えて頂きましたお施主様。
そして難しい仕事を請け負って頂きましたテラマエ建設さん。
いつも楽しく大工工事をして頂きました名コンビのサイトウさんとトミナガさん。
そして職方の皆様本当にありがとうございました。

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by tsuji-chika | 2017-09-05 10:12 | 『有田の家3』
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