171215 内と外をつなぐ

『京都の家』
部屋の中から、その家の外壁が見えることで広がりを感じさせ、
外部が介在することで、「一体向こうはどうなっているのだろう?」と想像力が刺激される。

視線を移すことで内部と外部が重なり様々な景色が生まれる。

内と外が視覚的に分断されないように、外壁と内壁を同色の左官で仕上げた。
引き込み戸を開け放つと壁が外部まで連続して内と外がつながる。

内は内、外は外と切り離して考えていてはこういった見え方は実現しない。

■すごく良い仕上がりになっています
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辻・近川建築設計事務所
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by tsuji-chika | 2017-12-15 10:58 | 『京都の家』 | Trackback | Comments(0)
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